今までのテレビとラジカセのイケテル利用法
暫定up版
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  BS/CSデジタルや、地上デジタルなどのデジタル放送の拡大に伴って、液晶やプラズマ
テレビに代表されるフラットパネル ディスプレイが急速に普及している昨今。液晶テレビ
とか買ってしまったら、もはやアナログ時代のブラウン管テレビなど 置き場にも困るしで
処分したい
と考えるのが一般的ではないかと思います。

しかーし ちょっと待った〜〜!!

ブラウン管方式のテレビならではの機能・特性を見落としてもらっては困りますねぇ;;
それは、NTSC(National Television System Committee :放送方式の一つ。日本の他に
アメリカ・カナダ等を中心に広く採用される)をオリジナルのまま表示できる
ことです。
(最近の高級機種などに多く見られる、映像を変換して表示するタイプは除きます)

何のことか解からない?暫定UPにつき、詳しくは検索などでお調べいただくとして、要は
まず私たちが見ているテレビ映像は約480本の横線によって描かれており、その正体は
一つの光の点が画面の左上から右に向かって高速で移動し、右端に行き着いたら左端
まで戻って(一点分のスペースを飛び越して 上から三点目の位置より)再び 右に向かう
動作を最初の1/60秒の間に240回行い、次の1/60秒の間で(最初の1/60秒の間に点が
通らなかった線上を埋めるように)同じく 240回なぞる(これを飛び越し走査という)ことで、
計480本の映像線を1/30秒間ごとに描きます

ブラウン管方式のテレビでは、その走査を 電子ビームの動きで そのまま再現するため、
NTSCそのままです(※実際には様々な要因で画像は少し劣化し、不正確になります)。
その瞬間だけを見ると一点の光の点なのですが、見た目では残像効果で一枚の映像と
して認識できます。
チラチラして見えるのも、このためです(ますますワカラン?!)。

ところがいまの液晶やプラズマ方式のディスプレイでは、1/30秒間に一枚の画を一度に
表示する方式(これを順次走査と云う)が基本で有るため、飛び越し走査であるNTSCを
表示する為には、飛び越し走査で空白だった部分の映像を、1/30秒ごとに作りだしては
補完(埋める)必要が出る
のです。つまり、この時点でNTSCとは異なるものに成り、また
この補完処理の良し悪しによって 画質が大きく左右され、下手すると動きのある画面で
ボケる
などの弊害が出ます(現在の製品は かなり改良されていて十分にキレイです)。

しかも、液晶やプラズマ方式のディスプレイは固定画素(1024×768ドットのXGAと、その
ワイド版で横方向の画素数を増やした規格が主流)である為、その画素に変換(映像の
走査線数480本を768本などにスケーリング処理するなど)する必要まで有る
のです。
このため、元の映像は少なからず劣化し、鮮鋭感が低下するなどの傾向が出ます。
いや見た目には十分にキレイなのですが、オリジナルのままのブラウン管と比べれば
どうしても不利なのです。

説明が長くなりましたが、ブラウン管方式(走査線数を増やすなど変換するタイプを除く)
のほうが、NTSCとは相性が良い…というか、美しく高忠実に表示できるので、古い
からといってすぐに捨てる必要など無い!
ということを云いたかったワケです(^_^;ゞ

では、NTSCをオリジナルのまま表示できるブラウン管テレビを どう使えばオイシイか?
それはズバリ、今までのビデオ映像を再生するための「モニター」としての用途です。
モニター用途ですからテレビに内蔵されているチューナーは不要であり、現在の地上
アナログ放送が終了されても、それとは無関係に使用できます

いままでのテープは、基本的に今までのテレビでなければ忠実に再生できない!
いままで撮ってきた大切な映像を、わざわざ悪い画質で見るなんて不都合ですよねぇ。。
という訳で、特に高級なNTSCテレビをお持ちの方は、大切にしてくださいね(^-^)v
(テレビの種類などの詳細は、正式UP時に掲載いたします;;)

実際の使用例としては、居間のメインのテレビは液晶などのハイビジョンテレビで楽しみ、
従来のビデオソース(DVD含む)は従来のテレビに繋ぎます。置き場は問いません。
これで、今までのNTSC映像が今後も高忠実に再生され、テレビを廃棄せずに済みます

次は、古いラジカセのお話です。
何処のお宅にも、古くて使わなくなってしまったラジカセが一台くらいは眠っているはず?!
理由は様々「MDコンポ買ったしテープは聞かないから要らない」「テープ部分が壊れた」
といったような塩梅でしょうか?!
でも、災害時のラジオ代わりという非日常的な使いかた
以外に、もっとイケテル使いかたが残されているのです。

それが、拡声器としての機能です。

録音機能が付いた古いラジカセは、ほぼ全機種にマイク入力端子が付いているハズ。
また、ちょっとオーディオに凝った機種なら、ライン入力端子も備わっているハズ!
ラジカセ内部のアンプの機能が生きていれば、此処にパソコンやポータブル オーディオ
プレイヤーなどの音声を入力することで、大きな音を手軽に鳴らせる
のです。

パソコン用に敢えてアクティブ スピーカーを購入しなくても、手持ちのラジカセで解決!
アナログの音声レベルメーターが付いた機種などは、実にカッコイイですなぁ!
あと、小型テレビの音声を大きく聴きやすく増幅するのにも使えますね(^-^)

さらに 応用的な使い方としては、電池駆動できる利点を活かして屋外でのミニ拡声器と
する
のもGood!!でしょう。これは、マイク入力をマイク用途で使うのも良いですし、楽器を
される方は、ポータブルMIDI機器の伴奏などを鳴らすことも出来てしまう!
のです。
マイク端子への接続には、抵抗入りの接続コードを使いますが、機器の端子に応じて
形状は変わります。最も多いパターンはモノラル ミニジャック-ステレオ ミニジャック
でしょう。使用に際して工夫が要る場合も有りますので、写真や操作例などは、正式UP
時に掲載いたします;;)

あの古くさくて邪魔な壊れたラジカセでも、実はこんなにも使えるのだねぇ。。
嗚呼!古式ゆかしいラジカセの何と素晴らしきことか!!

2004/5/25〜26 keiji


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